拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて 当団体は2003年に設立し17年間にわたり政策提言型のNPO法人として活動を続けて参りましたが、本年10月をもちまして
NPO法人を解散いたしました。これまでの当団体へのご指導ご鞭撻に心から感謝申し上げます。
なお、今後は任意団体「空飛ぶスイミー」として、鈴鹿市に『鈴鹿市子どもの権利条例(仮称)』が制定されることを目的とした草の根
活動を展開して参ります。
まずは略儀ながら書面にてNPO法人解散のご挨拶を申し上げます。
敬 具
令和2年11月20日
NPO法人21世紀の子育てを考える会.鈴鹿 理事長 福本 悦子
1 趣 旨
近年わが国においては、合計出生率が減少し、深刻な少子化が進行しています。鈴鹿市においては、年間約2000人の出生届けがあるものの軽視できない状況にあります。さらに、近年わが国においては、児童虐待、少年犯罪及び不登校・ひきこもり等、われわれ国民・住民の深刻な問題となっています。鈴鹿市においては、外国人児童の日本語教育、学校教育も併せて深刻な問題となっています。
子育て支援における市民・住民活動の役割は、ますます重要になってきており、さまざまなサークル、ボランティア団体、及びNPO団体が、それぞれに草の根活動を続けていますが、これら市民・住民活動に対して、これまで以上に社会的責任が求められる時代となってきました。
以上のような状況を切に感じて「21世紀の子育てを考える会.鈴鹿」は今までそれぞれが活動を続けてきたサークル、ボランティア団体に呼びかけ、21世紀の鈴鹿市の子育てを考える一つの組織体「子育て共同体」として、この度、特定非営利活動促進法に基づく法人格の取得を決意しました。
今後は、法に基づいた組織として、地域の人々の活力や能力を活かした多様な子育て支援を展開し、広く普及を図るとともに、福祉・保健・人権・環境・社会教育・男女共同参画・町づくり等さまざまな分野で活動している団体との連携を図り、子育てに関するネットワークを推進し、21世紀の鈴鹿市が子育て支援の町、健康で文化的な町となるため、行政・企業と共に、「三位一体」の地域社会の実現に寄与することを目的として、特定非営利活動法人「21世紀の子育てを考える会.鈴鹿」を設立することとなります。
平成15年12月10日(会の設立→NPO法人への準備)
平成16年6月14日(三重県よりNPO法人として認証)
NPO法人 21世紀の子育てを考える会.鈴鹿
「愛称:空飛ぶスイミー」
設立代表者 福本 悦子